議会活動

平成23年5月臨時会:討論

◯中小路健吾君

民主党京都府議会議員団の中小路健吾です。会派を代表して、ただいま議題となっております議案すべてに対し、賛成の立場で討論を行います。

討論に入ります前に、議長のお許しをいただき、一言申し上げます。

去る3月 11 日に発生いたしました東日本大震災により、甚大な被害が生じ多くの尊い命が奪われました。まずは、我々議員団を代表し、犠牲となられた皆様方とその御遺族に心より哀悼の意を表しますとともに、負傷された皆様、今なお避難生活を余儀なくされている皆様方に対しましても、心からお見舞い申し上げます。我が議員団としても、被災地の一日も早い復興に向け、全力を尽くしてまいりたいと存じます。

さて、私どもは、先般4月に行われました府議会議員選挙におきまして、多くの府民の信託をちょうだいし、改選前を上回る 16 名の当選を果たし、民主党京都府議会議員団を結成いたしました。今回の選挙で掲げた我々民主党府議団としてのマニフェストの実現に向けた政策提言はもとより、府民の皆様の声を真摯に受けとめ、新たに制定された議会基本条例の理念にかなった議会活動を行っていくことに、誠心誠意努力してまいりますことをお約束させていただきます。

それでは討論に入ります。

まず今回の補正予算についてであります。

東日本大震災は、災害の規模だけでなく、地震・津波・原子力問題と複合的な要因が重なる、まさに未曾有の災害であります。震災発生後、はや2カ月を経過いたしましたものの、避難者数はいまだ 10 万人を数えるなど、極めて厳しい状況にあります。

また、被災地域には自動車部品を初め特定の分野で高いシェアを占める企業も多く、京都経済だけではなく日本経済に大きな打撃を与え、先般発表された本年第1四半期のGDPは、実質マイナス 0.9%、年率換算でマイナス 3.7%となりました。そうした意味では、京都経済の活性化及び今回の震災の影響緩和は、被災地域のみならずこの国全体の復興の観点からも極めて重要な課題であります。

こうした中、今回の補正予算においては、緊急融資制度の創設や部材調達のための支援チームの設置など、今、最も必要とされる事業が盛り込まれており、高く評価するものであります。中小企業応援隊を初め、当初予算に計上されている「京力(きょうりょく)中小企業 100 億円事業」も組み合わせて、より効果的な支援となるよう求めておきたいと存じます。

また、大きく減少している海外観光客を初め観光対策にも1億円を超える予算が計上されており、関西広域連合ともうまく連携するなど、事業効果の最大化を目指していただきたいと存じます。

次に、被災地支援については、震災発生後速やかに対応された医療救護や給水、避難所支援などを継続されるとともに、今回は被災者支援として新たに緊急雇用対策に4億 5,000 万円の予算が計上されており、被災者の生活支援の点から、効果的な事業であると高く評価するものであります。

あわせて、震災の発生以来、この間、被災地現地の救援・復興支援に当たっていただいているボランティア関係、企業・団体、本府職員を含む行政機関など数多くの府民の皆様方に心から感謝申し上げますとともに敬意を表しておきたいと存じます。

さて、今回の災害は、原子力発電所の問題が大きな影を落としております。隣接する福井県には 11 基の原子力発電所が立地しております。今後、地域防災計画の見直しが進められることになっておりますが、避難体制を初め、現地・現場の状況を踏まえた計画にしていただくことはもとより、事業者に対して原子力発電所の安全対策の確立を引き続き求めていただくとともに、自然エネルギーの普及に向けての検討もお願いをしたいと思います。

その他提案されている案件についても、いずれも賛成であります。

最後に、我が民主党京都府議会議員団は、山田知事と手を携え、京都府政の推進に向け、全力を挙げることをお誓い申し上げ、私の賛成討論といたします。

御清聴まことにありがとうございました。