中小路健吾の雑感独言

民主党府議団 台湾訪問 報告

2014-04-25taiwan-0024月23日から25日にかけての3日間、民主党京都府議団で台湾を訪問した。

今回の訪台の目的は、日台間の経済的なつながりの現状把握および議会との関係づくり。3日間で、みずほ銀行台北支店、映画監督・候孝賢氏との懇談、経済部・台日産業連携推進オフィス、台北市議会などを訪れた。当初は、他に立法院を訪問し台日友好議員連盟との懇談も予定をしていたが、連日の激しい反原発デモの関係で警備上、訪問が難しいとの判断からキャンセルとなった。

いわずもがなだが、台湾は極めて親日的な国。経済的なつながりも古くからあるわけだが、特にこの間、毎年600件程度の日本からの新規投資がある。

2014-04-23taiwan-008今回の銀行や経済部でのお話から浮かび上がるのは、これまでのような安い労働力の確保という観点から、中国や東南アジアを含め台湾人が有する人的なネットワークを活用することにより、台湾経由で日本企業が中国やアジア進出を目指す連携が増加傾向にあるということだ。

また、外食産業やサービス産業などの日本からの資本進出も旺盛。

確かに、街中をバスで走っていても日本の有名外食店やエステなどの看板が非常の目につくし、スーパー等の店頭にも多くの日本の食料品などが並んでいる。一瞬、日本のスーパーかと錯覚するほどでもある。

2014-04-23taiwan-025次に、映画監督・候孝賢氏との懇談。

候監督は『悲情夜市』という戦後台湾でのある家族の歴史を描いた作品でベネチア国際映画祭グランプリを受賞。日本でのロケ経験も豊富な監督であり、お会いをしても朴訥とした素晴らしいお人柄。

台湾映画界においても、最近では映画制作の資金も中国からが多くなってきているとのお話もお聞きをした。日本と台湾での共同制作の可能性はまだまだあるにもかかわらず、日本側がいま一つ消極的。経済部でのヒアリングからも、日本のコンテンツに対する期待感は非常に高いことを感じつつ、さらなる連携の余地がありそうだ。

2014-04-25taiwan-009最後に、台北市議会への表敬訪問。

今回、民主党の議員団としての訪問は初めてということでもあり、周柏雅副議長が私たちを歓待していただいた。

それにしても、市議会の説明VTRやパンフレットも日本語版が用意されていることも驚き。日本で、海外からの訪問者用にここまでしているところはあまりないのでは。

いずれにしても、関係づくりの一歩は踏み出せたのではないかと思う。