中小路健吾の雑感独言

政策調整会議

昨日、京都府議会の政策調整会議が行われた。

政策調整会議は議員提案条例等の検討を行うため設置されたもので、自民、民主、共産、公明の各会派の代表者5名で構成されている。私自身は、民主党議員団の代表で参加をさせていただいている。

現在、一昨年からの祇園や亀岡での事故以来頻発していた悪質な運転者による交通事故を根絶していくため、「京都府交通安全基本条例(仮称)」の検討を行っているところ。

昨夏以来、相当な回数、検討を重ねて来ている。

交通安全に係る法体系の確認、現在の本府の取組み、警察からの交通事故の現状ヒアリング等からスタートをし、条例案に込めるメッセージとも言える前文の検討、たたき台となる条例案の作成、逐条ごとの検討など。

こうした作業を通じて感じることは、委員間でのコミュニケーションが非常に濃密で、結果としてそれぞれの意見を反映し、まさに議論を積み重ねてきたものが形になっていくという点だ。

通常の本会議や委員会では、それぞれがそれぞれの主張を行うことが中心。

それに比べて、条例検討では一致点を積み上げながら「形」をつくっていかなければならない。つまり、一つ一つの結論を得ていかなければならないということでもある。

確かに条例案のテーマがそれほど意見の違いが生じる案件ではないからこそできることなのかもしれないが、そうした作業が、議会としての意思形成のプロセスを「鍛える」意味では大変重要なのではないかと思う。言いかえれば、「熟議」をしていくための「作法」を体得していくうえで大変重要なことなのだ。

併せて。

議会事務局の機能が大変重要であることも痛感する。

議論の論点整理の仕方や、他府県での事例、法律との整合性等、今回の作業でも京都府議会の事務局には大変ご苦労をいただいている。そして、その優秀さを痛感させていただいている。

政策調整会議では、今後、関係団体等のヒアリングを開催することとなる。

そうした作業を経て、また新たな条例が誕生するかもしれない。

目立ちはしないが地道な作業。

自分自身も良い勉強をさせていただいている。