中小路健吾の雑感独言

卒業式に思う:あれから3年

今日は府内各地で府立高等学校の卒業式が行われている。

私自身は母校でもある西乙訓高等学校の卒業式に参加させていただいた。

今日、西乙訓高校を巣立たれる199名の卒業生の皆さんにまずは心からお祝いを申し上げたい。

毎年、卒業式に参加させていただいているが、卒業生がどんな答辞を述べられるのかが楽しみの一つでもある。

時々の話題やまさに3年間の思い出が詰まった言葉だ。

本日の卒業式の答辞も立派なものだったと思う。

その中で、

「3.11直後に西乙訓高校の門をくぐった」という言葉があった。

そうか。あれから3年。

高校に入学した生徒たちが高校生活を終え卒業をしていく。

そう考えると、3年という歳月の大きさを考えさせられる。

私たちの生活や価値観などを大きく変えた東日本大震災。そして原発事故。

ポスト震災の3年間を、この卒業生たちはどういう気持ちで過ごしたのだろう。

そして、私たち大人も、この3年間をどう過ごし、現在、どう感じているのだろう。

当時と比較をし、私たちの多くの頭の中に占める震災や原発事故への関心は少しずつ低下してきている。

あの当時の生々しい記憶や不安などを思い起こす時、山積する課題に向き合う私たちの気持ちの温度差が生じてはいないだろうか。

そんなことを考えさせられた卒業式でもあった。