中小路健吾の雑感独言

「多様性」を許容する社会へ

11月9日。西山高等学校の通信単位制設立10周年記念の講演会と懇親会に出席をさせていただいた。

哲学者で大谷大学教授の鷲田清一先生の「思いをはせるということ」と題した記念講演は非常に印象深いものであった。

鷲田先生が学生時代に出会った多くの先生の姿を振り返りつつ、
教育の本質は「人間の価値観や生き方には多様性がある」ということを、
言葉ではなく、その姿や姿勢で示すことではないかと語られた。

そして、昨今の学校現場ではそうした多様性が失われつつあるのでは、
という懸念を示し、
近代社会の重要な価値観である「自由」と「責任」という概念を、
大人が身をもって示していくことの重要性を指摘された。

こうした指摘は、学校現場だけでなく社会全体でも同様のことが言えるのではないだろうか。