京都府議会議員 中小路健吾「出来事/event」のページです。
京都府議会 日韓親善議員連盟 韓国親善訪問
2008.04.21 Mon
出発:関西国際空港〜仁川・ソウル国際空港
4月21日午前6:00、京都駅に集合。特急はるかにて関西国際空港へ。出国手続き等を済ませて09:30初のJAL便へ。
仁川のソウル国際空港まではおよそ2時間弱のフライト。京都から関空までの移動とさして変わらない。韓国という国の「近さ」を感じる。
到着し空港からはバス移動。仁川は自然の島と島の間を干拓してできた人工島。そこに空港が建設された。最近では住宅街も立ち並んできているというが、きれではあるがどこか人工的な街並み。
昼食の石焼ビビンバとチヂミの美味に食事に対する不安は払拭された。
大韓民国 国会議事堂の視察
韓国の国会議事堂を視察。
現在、韓国は一院制ではあるが、将来的に統一を果たした際には二院制に移行したい。そんな思いから、本会議場は2つ用意されているという。
事務局の方から丁重な「日本語」での説明。今、必死で日本語を勉強中だということだが、その熱意に感銘。通訳の方も出番が無くたじたじ。
国立墓地にて献花
その後、韓国の聖地とも言われる国立墓地を訪問。訪問団全員から献花を捧げる。
説明いただいた方の「まだ戦争は決して終わってない」という言葉が妙に頭に残っている。
2008.04.22 Tue
終日:板門店
この日は終日板門店の視察。
終日といっても、ソウルからはわずか40km。実際には、フィリピン軍の参戦記念塔や統一記念公園などで休憩をしつつバスで移動したのだが、実際に移動してみるとソウルと北朝鮮の「近さ」に驚く。道すがらの国道には非常事態にダイナマイトで国道を封鎖する仕掛けも(トンネルのようなもの)ある。
実際の板門店は想像してたほどの緊張感でもなかった。
むしろ、想像していた「兵士像」が拍子抜けするほど、実際の兵士の若さとあどけなさに驚く。徴兵制の「意味」が少しリアルに理解できた気がする。
さすがに会談場に入り、実際に北朝鮮との「国境(写真にある国連の旗が国境)」を越えるときはいささかの緊張が。
右下の写真の「向こう側」には韓国の兵士が半身で立っている。その手前のコンクリートがまさに「国境」だ。

確かに、今回の訪韓中、様々な場面でまだ「休戦中」であるということを意識する機会が多かった。
特に、この日、北に近づけば近づくほどそうした「休戦中」であることの常識が日常生活に入り込んでいた気がする。
そしてそこでたくましく生きる人々の姿とともに。
2008.04.23 Wed
自治体国際化協会(CLEAIR)ソウル事務所
自治体国際化協会のソウル事務所で、直近の韓国情勢、とりわけ李明博新大統領の政策や新たに選出されたばかりの国会議員選挙の情勢などについてヒアリング。
その後、サブプライム問題の影響等韓国経済の状況や財政政策、さらには拉致問題に対する取組みなど質問がなされた。
ソウル特別市議会を表敬訪問・視察
ソウル特別市議会では朴議長を表敬訪問。
その後、本会議場で電子投票システムなど議場の電子化について説明をお聞きし、模擬投票もさせていただいた。
議会事務局の方の流暢な英語でのプレゼンが印象的。

その後、韓国外交通商部の皆さんと懇談をしながらの昼食。
清渓川(チョンゲチョン)河川の復元工事を視察
清渓川は現大統領がソウル市長時代に行った大事業の象徴。
以前は、上を高速道路が走る雑多な地域であった。その地域をわずか2年という短期間で復元。
右の写真を見ていただければわかるように、市民の憩いの場となっている。
2008.04.24 Thu
ソウル総合防災センターを視察
最終日。
ソウル市内の南山にあるソウル総合防災センターを訪問。
ここは以前の韓国安全企画部(いわゆる情報機関)の跡地を利用して作られた。それだけに、山地を活用した構造物となっており通路等が非常に複雑。往時を想像してしまう。
日本でいう火災や自然災害などの緊急時、救急搬送などを一元管理しているわけだが、特長なのはいわゆる「民防衛」と呼ばれる組織(民間人が有事に組織される)を管轄しているところ。
ここでもまた、「休戦中」であることを意識させられる。
帰国:仁川・ソウル国際空港〜関西国際空港
4日間にわたる訪韓ではあったが、強烈に「国家」という意識、そして「休戦中」であるという事実が生活のあちこちに感じられた。もちろん、日常生活は非常に豊かでもあり、国民生活の水準の高さは間違いないのだろうが、ところどころに感じる「非日常的」な要素がむしろリアルに感じてしまう要因ではないか。
翻って、わが日本のことを重ね合わせるとき、改めて見えてくるものがあるような気がする。
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