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2012 |
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震える牛
/相場英雄 |
小学館、2012年、1,600円 |
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2年前、東京の中野で起こった殺人事件。互い無関係な産廃業者と獣医師、2人の男の命が失われた。
未解明事件を担当する警視庁継続捜査班の田川に託されたこの事件。当初は物盗りの線で捜査がすすんでいたのだが…。
事件の背後関係を丁寧に捜査を進めていくうちに見えてきたのは、巨大企業の裏の側面と国民の安心・安全を脅かす事実が。
何度も見てきた政府や企業の不祥事。その背景にこの小説のような結末があるのだとすれば。そう考えると寒気が背筋をおそう。 |
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鉄の骨
/池井戸潤 |
講談社、2009年、1,800円 |
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中堅ゼネコン一松組の若手技術者の富島平太はある日突然辞令を受ける。
その配属先は「業務課」。別名、「談合課」とも呼ばれるセクションだ。
「談合」をテーマに建設業界の実態を鋭くえぐる。
果たして「談合」は必要悪なのか?それとも単なる業界の甘えなのか?
一時期続出した官製談合のリアルな背景を描いた作品。 |
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コラプティオ
/真山仁 |
文藝春秋、2011年、1,714円 |
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コラプティオ(corruptio)=ラテン語で「汚職・腐敗」の意味。
震災と原発事故を経た近未来の日本。
政治に対する不信が募る中である一人の政治家が頭角を表す。
その発する言葉は国民の心に響く。まさに言葉を自在に操り、そこに希望を生み出すカリスマ。
物語は一人のカリスマ総理とそれを取り巻く官邸を舞台に進んでいく。
果たして、この総理は救世主か、それとも独裁者なのか。
近い将来、同じような状況がこの国に生まれるかもしれない。 |
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限界集落 株式会社
/黒野伸一 |
小学館、2011年、1,600円 |
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ある田舎の農山村。市町村合併によってできた新しい町からも見放された集落。
そこはまさに限界集落。
その村に一人の男がやってくる。元々祖父がその村の出身。アメリカでMBAも取り、金融機関でバリバリと仕事をしていたが何気に帰った亡き祖父の故郷。
そこで農業によるまちおこしを始めることになる。
この国の農業が抱える様々な課題と起業し事業を行うマネジメントの視点を織り交ぜながら、奇跡の復活に向けて物語はすすむ。
まちおこしや地域再生などに関心のある向きには是非おすすめの一冊。 |
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